ローンが通りますか?
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| 質問 | |
| ローンが通りますか? | 質問者:るるさん |
はじめまして。土地1500万、住宅1500万の計3000万、うち頭金は1割(300万ほど)で新築住宅購入を考えております。 当方33才、妻30才、世帯年収700万(税込)、共に正社員で某東証一部上場企業に勤続8年です。現在妻が日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金返還中で、残高が80万ほど残っています(毎月1万円返還)。この条件でローン審査が通るでしょうか。加えて夫のみの年収(400万)にした場合、同条件でローン審査が通るでしょうか。 |
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| 回答 |
こんにちは、るるさん。 ローンの審査基準は金融機関それぞれであり、この場で通る・通らないを確定的に述べることはできません。ですから、今回のご質問に対しては一般的な見地から回答させていただきますので、ご参考の上、借入れを検討されている各金融機関とご相談いただければと思います。 まず、頭金が1割ということですから、フラット35ではなく、民間金融機関の主力住宅ローンの利用を前提に検討しなくてはいけませんね。そこでまず、ご夫婦が別々にローンを組むペアローンの場合を考えます。デメリットもありますが、世帯収入700万円という収入額を活かしやすい方法です。但し、以下の点は注意してください。 ① 2本の住宅ローンを組むことになるので費用も2本分。 ② ご自宅は持分がローン割振り額に応じた夫婦共有となる。 ③ 団体信用生命保険はそれぞれ加入する。(つまり、どちらも加入可能でなくてはいけない) ④ (これはメリットですが)夫婦それぞれ住宅ローン減税の対象者となる ⑤ 例えば、奥様が退職されて無収入になってしまったとき、ローンの返済がご主人様から奥様への贈与と認定される場合がある。(奥様の負担分もご主人様が返済していると認定されるケースもあるということです。) というように、メリット・デメリット双方あるので、じっくり検討が必要ですね。また、それぞれ独立したローンですので、奥様の奨学金は(奥様自信の借入れにとって)ネックになる可能性があります。借りることができないということはないでしょうが、頭金に用意したお金で奨学金の一括弁済をした方が、その分借入額が増えたとしても審査上はプラスになるかと思います。実際、金融機関からもその様な要求があるかもしれません。 次はペアローンでなく、収入合算という方法を考えます。この場合、世帯で組むローンは1つになります。一般的に収入の多い方や、退職する可能性が低い方が組むことになりますので、今回はご主人様が借り入れのご本人(主債務者)になると仮定します。 この収入合算では奥様の収入の一部を足した収入額で、ローン審査を受けることができます。この場合、奥様はご主人様の連帯債務者か連帯保証人なる必要がありますが、会社員ということですし、一般的な銀行の住宅ローンでは、連帯債務者まで要求されることはないでしょう。但し、ほとんどの金融機関が『収入合算者(この場合は奥様)の収入の2分の1までしか主債務者の収入に足せない』などの制限(金融機関によって異なる)がありますので、最終的に審査上の収入額はどれくらいになるかということが大事なポイントです。例えば今回の場合、上記の制限例で考えますと、審査上の収入額は550万円(ご主人様400万円、奥様300万円として)位になりますので、この額で収入基準をクリアできるか否か・・・ということになりますね。また、連帯保証人として収入合算する場合、収入合算者の債務に対しては、主債務者ほどシビアではないので、奥様の奨学金はあまり気にしなくても良いと思いますよ。個人的には、費用面や奥様の退職リスクを考え、まずは収入合算から検討した方がよいかと思います。 そんなことを言うと、るるさんは『ならば550万円で2,700万円(頭金分除く)のローンが組めるのか?』と思うかもしれませんね。ですが例えば、ご主人様に他の債務が存在するとか、団信加入できないなど特別な理由が存在しない限り、『借りる』ということにだけ関して言えば私自身、楽観的な見方をしています。それはなぜでしょうか?返済比率もさることながら、真の答えはご主人様の勤務先にあります。 こんなことを言いたくはないのですが、今の住宅ローンは、『その人個人に貸すというより、その人が勤める勤務先に貸すつもりでいるのではないか』と疑ってしまうほど、その勤務先を重要視する傾向にあります。ということで、るるさんがお勤めのような企業(東証1部上場)で、しかも8年間勤続していらっしゃるという点は、借り入れの際に大きなプラスになると思いますよ。これ以上は申し上げませんが、いろいろな金融機関に相談し、少しでも条件の良いところを探してみてはいかがでしょうか。 さて、長くなりましたが最後に老婆心ながら一言申し上げると、奥様の退職によるリスクは、ペアローンの点ではなくむしろ、その後の返済が苦しいものにならないかという点が最も考慮すべきリスクだと思われます。様々な面からご検討が必要だと思いますが、少しでもご満足のいくマイホーム取得ができることをお祈りしています。 |
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