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住宅の購入時期について


質問  

住宅の購入時期について

質問者:マーベリックさん
住宅の購入を検討しており、30才、600万円の年収、4人家族ですが、30年ローンで3400万円の借入を検討しております。
某銀行の住宅ローン優遇を利用して、10年固定2.2%、11年目以降3.5%というものを検討しており、計算しますと、10年目までは年間返済率は26.5%となります。
不安があるので、もう少し頭金を増やしてからの購入も検討してはいるのですが、金利が低いうちに購入した方がシミュレーション上は総支払額が安くなりますし、返済年数にも余裕があるかと思っています。
そこで、借入が多いのでもう少し頭金を貯めるべきでしょうか?それとも現在の計画でもそれほど無理のない借入でしょうか?
また、「つみたてくん」を利用している分を頭金で計算していますが、現時点では、あまり「つみたてくん」のメリットがなさそうなので、買入を行い頭金にする予定ですが、何か効果的な活用方法があれば、こちらもご助言いただければと思っております。
以上、よろしくお願いいたします。

回答
マーベリックさん、こんにちは。

まず、無理のない借入れかどうかの判断をする際に、しばしば『年間の返済比率は25%以内』という線引きを聞きますね。しかし、私の場合、この数字をある程度の目安として使用するのならともかく、過信してもいけないと思っています。

さて、マーベリックさんの場合なのですが、メールの中での情報だけで、実際に借入れが厳しいのかどうかという判断はなかなかできません。ただ、感覚的に購入後の家計負担を掴む為に、現在の家計に基づいて次の点を確認してみてください。

まず、ご質問のローンの場合、当初10年間が13万円弱/月となりますね。まず、この数字と『現在の住居費(家賃など)』と『(ボーナスも合わせた)月ベースの家計余剰金』を足した金額を比較してみましょう。

ここで注意していただきたいのが、月ベース1~2万円プラスの状態で大体トントンだということです。新居(持ち家)への転居後は殆どの場合、家計の支出が増える傾向にあるからです。もちろん、住宅ローン減税の適用があるのならば、その分も加味してもらってかまいません。

よって、現在の時点で既にマイナスならば、当たり前ですが、現在の生活レベルを維持しながらの返済は相当に厳しいということになります。ご主人様の年収増加ペースを踏まえつつ、家計の支出を減らす手段をとるか、または奥様がパートに出るなど家計としての収入を増やす手段をとらなければ、赤字生活となるわけです。

また、例えばお子様の教育資金など将来の支出も考えなければならないでしょうから、今プラスだから絶対安心・・・というわけでもありません。その点で言えば少なくとも10年間は返済額の変わらない今回のローンタイプはマーベリックさんにとって使いやすいローンの1つだと思いますね。

このように現在の家計状況、生活スタイル、ご家族の将来像などを総合的に検討して、今回の借入れ内容を判断する必要があるかと思います。

次に、もう少し頭金を貯めるかどうかというご質問ですが、これも貯蓄のペースがどれくらいなのかということもあり一概には言えません。

但し、個人的な意見を言わせて頂ければ、10年、20年先延ばしにするならともかく、この2、3年の先延ばしは、地価、金利、建設コストの上昇や、消費税の動向を考えると、微妙な判断になると思いますね。頭金を増やした効果が十分発揮できるかどうかは、正直その時になってみないと分らない・・・・これからの数年はそれぐらい不透明な状況になるのではないでようか。

さて、最後に『つみたてくん』ですが、確かに制度改正や昨今の金利情勢を考えていくと仰るとおり、積み立てを続けていくメリットは以前ほど感じなくなったと言ってよいでしょう。もし、今回ご自宅を購入しないということでしたら、他の金融商品の利用も考えておくと良いかもしれませんね。

あくまでご参考までですが、少なくとも3年間は頭金として使用しないということならば、金利上昇にも対応でき、安全性も高い『個人向け国債(変動10年)』などはその候補に挙がるかと思います。変動金利タイプであり、将来、金利が上昇した場合でもある程度キャッチアップできます。(但し、購入後一定期間内に売却すると元本割れする可能性がありますので、ご購入の際は自己責任でお願いしますね。)

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