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自分に合った金利タイプをどう選ぶ?


自分に合った金利タイプ、月刊住宅ローン  公庫融資が全盛期の頃は、完全固定型ローンを選んでいれば問題なかった。金利が上昇し続けることが予見できたため、金利上昇リスクだけを気にしていればよかったからだ。ところが、「金利は下がることもある」という事実を知り、これまでの考え方では不十分であることが周知されるようになった。ローン商品の多様化は、消費者の戸惑いを助長することにつながっている。そこで、自分に合った金利タイプを選ぶにはどうすればいいのか? 各タイプの特徴を把握することで、解決の糸口を見つけたい。

■完全固定金利に向く人

 完全固定金利は、返済期間中に金利が一定なのが最大の特徴。毎月の返済額が変わらないことを最優先したい人にぴったりだ。長期の返済計画が立てやすいのも魅力の1つといえる。しかし、弱点もある。変動型ローンに比べ、当初の金利は高めに設定されている。そのため、総返済額は必ずしも最安とならない。金利を固定させてしまうことで、金利の下降局面では余分な利息負担が発生する可能性があるからだ。

<このような人にオススメ>
とにかく毎月の返済額を一定にしておきたい人向け。金利変動の不安から開放されたい人には最適だ。長期間におよぶ返済期間の中で、金利上昇時には威力を発揮する。しかし、金利が下降する局面では「過払い利息」のリスクを伴う弱点がある。


■変動金利に向く人

 低金利時代のこの時期において、目先の金利の安さは特筆に値する。マイホーム取得時には出費も多いことから、返済当初のローン負担を少しでも軽減したい人にはもってこいだ。将来にわたり低金利が続けば、総返済額でも最安プランとなる可能性もある。しかし半面、金利変動の影響を強く受けるため、金利の上昇局面では毎月の返済額が増えることになる。変動金利の仕組み上、(市場金利に連動はするものの)実際に返済額が変更されるのは5年に1回だけだが、金利の上げ下げに一喜一憂してしまう“金利アレルギー”の人は利用を避けるべきだろう。

<このような人にオススメ>
金利に敏感で、積極的に金利変動リスクを取り込みたい人向け。市場金利は上がる時もあれば下がる時もある。その時々の情勢に合わせ、柔軟に金利と付き合える人にふさわしい金利タイプだ。借りたら借りっ放しの人には向いていない。

■固定期間選択型金利(固定特約型金利)に向く人

 固定期間選択型金利とは、約束した一定期間だけ金利が固定される金利タイプをいう。ベースは変動金利だが、「特約」として一定期間だけ金利を固定する仕組みとなっている。金利タイプの特徴が、完全固定金利と変動金利の中間的な位置付けとなるため、完全固定あるいは変動のどちらかに決められない人は“消去法的発想”のもと、同タイプを選ぶのが無難といえる。完全固定型に近い人は「長期固定特約型」を選び、逆に、変動型に近い人は「短期固定特約型」がふさわしくなる。

<このような人にオススメ>
低金利の恩恵を最大限に受けたいが、とはいえ純粋な変動金利には抵抗があり、できるだけ金利上昇リスクを避けたいと考える人向き。選択期間のバリエーションが豊富で、最短1年から最長は20年程度まで用意されている。そのため、リスクを取れる人は短期特約、そうでない人は長期特約を選ぶのが成功の秘訣となる。



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